焼きたて!!ジャぱんとは?

・『焼きたて!! ジャぱん』(やきたてジャぱん)は、橋口たかしによる漫画作品。第49回(2003年度)小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

・日本の週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』に2001年から2007年まで連載された。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全26巻。もともとは5週限定の短期集中連載だったが、正式に連載となった。

・パンの魅力に魅せられた少年が、プロのパン職人として理想のパン「ジャぱん」を追究する姿を描く。作品当初はギャグ要素を織り交ぜつつも比較的真面目な作品だったが、徐々に荒唐無稽な設定が登場するようになっていった。また、作中にて専門用語を解説している。

・2004年10月12日から2006年3月14日まで、テレビ東京系の毎週火曜日19時00分 - 19時30分の時間帯で放送された。全69話。

表紙画像・出典:https://www.amazon.co.jp/焼きたて-ジャぱん-少年サンデーコミックス-橋口-たかし/dp/4091263917
 

あらすじ

 「太陽の手」と呼ばれるパンの発酵に適した温かい手を持つ少年、東 和馬は、幼少の頃、姉・稲穂に連れられて行ったパン屋St.Pierre(サンピエール)の主人から、「日本人にとっての『ごはん』より美味い日本独自のパン『ジャぱん』を創りたい」という夢を聞かされ、自らも「ジャぱん」を生み出すべく、独学でパンづくりを覚えていく。
 中学校を卒業した和馬は、大手ベーカリー・チェーンの「パンタジア」東京本店の採用試験を受ける。和馬は河内 恭介、梓川 月乃、諏訪原 戒と共に最終選考に残るが、オーナーの孫娘で有力な新人を発掘するために採用試験に参加していた月乃は最終選考を辞退する。一方、河内は大げさな身の上話で和馬の同情を買い、最終選考課題の「クロワッサン」をルール違反をして二人で作ることになる。和馬は「324層クロワッサン(ジャぱん43号)」の生地を完成させるが、河内の話を真に受け、勝ちを譲るために採用試験を辞退してしまう。最終選考に受かった河内だったが、和馬が辞退した理由を月乃から聞かされると、その優しさに心打たれ、本店採用を辞退する。二人は月乃に拾われ、彼女が店長代理を務めるパンタジア・南東京支店に勤務することになる
 しかし、そこはパンタジアの支店とは思われないほどに寂れた店だった・・・。


出典:https://www.amazon.co.jp/焼きたて-ジャぱん-少年サンデーコミックス-橋口-たかし/dp/4091263917

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焼きたて!!ジャぱん (1)
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パン創りの神が宿る「太陽の手」を持つ少年・東和馬。世界に誇れる日本のパン「ジャぱん」を創るため上京してきた和馬が繰り広げるさわやか、かつ熱血物語!もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になった。その訳は、近所にあったパン屋さん「サンピエール」で、抜群においしいパンを食べたことにある。サンピエールの店主は、日本が世界に誇れる日本人のパン「ジャぱん」を創ることが夢だった。
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主な登場人物

東和馬(あずま かずま)

 本作の主人公。「太陽の手」の持ち主。年齢16歳。6歳の頃、姉の稲穂に連れられて行った『St.Pierre(サンピエール)』で、日本独自のパン・「ジャぱん」を創ることを目指すおじさんと出会い、自らも「ジャぱん」を作り出すことを夢にしてパン職人になる事を決意する
 田舎から上京し、日本最大のベーカリーチェーン・「パンタジア」の本店採用試験を受けたが河内の家庭事情を知り辞退(その家庭事情は河内の嘘が少々混じっていた)。その才能を見出した月乃によりパンタジア南東京支店の店員になる。
 長髪で前髪を月乃から貰ったカチューシャで押さえている。天才肌で、独学の経験で知識を得てきたのでパン用語は全然知らない

画像出典:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00AQ9I4IU/ref=series_rw_dp_sw

河内恭介(かわち きょうすけ)

 和馬と同じパンタジア本店採用試験を受けた青年。
 当初は汚い手段を使ってでも合格するつもりでいたが、利用していたはずの和馬の純粋な性格に触れ、また彼が自分のために試験を辞退したことを知るに至り、自分の行動を深く悔やむ。それゆえ採用が決まった後、自分からそれを辞退した。その後和馬とともに「パンタジア」南東京支店に勤務することになる
 パン職人としての才能が、和馬や諏訪原、冠といった天才に比べやや見劣りすることは本人も自覚しており、その差を少しでも埋めるために太陽の手甲を取得したりと、やがて天才達と同じ世界で渡り合える職人へと成長していく

画像出典:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00AQ9I4BM/ref=series_rw_dp_sw

梓川月乃(あずさがわ つきの)

 本作のヒロイン。「パンタジア」オーナーを勤める少女。パンタジア社長・梓川貞尚の孫娘ではあるが、彼女は父・貞道の愛人の子であるという理由により、周りからはよく思われておらず、冷遇されてきた。
 本編中でパンを作る事は殆ど無いが、8歳の頃にパンタジア新人戦で三位入賞を果たす程の腕前を持つパン職人でもある。

画像出典:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00AQ9I4DU/ref=series_rw_dp_sw

松代健(まつしろ けん)

 「パンタジア」南東京支店の店長。髪型はアフロヘアーでサングラス着用、無精ヒゲに体格はマッチョ。
 23歳の頃、自らの作ったパンを食べた妹・楓が意識不明になってしまう。原因は乳製品アレルギーによるアナフィラキシーショックであると知り、彼女のように乳製品を拒む体質の人でも、おいしく口にできるパンを目指し努力を重ねる。しかし、それでもマイスター霧崎や模糊山のような、常識にとらわれない豊かな発想力を持っている非凡な天才職人に劣等感を抱いていた時期もあったが、そんな中で聖アンドリュー教会のアンドリュー・グラハム神父の教えを受けた事で、アフロヘアーとなることで常識の殻から脱出。『日本一のフランスパン職人』の異名を持つ名高い職人として知られるようになった。

画像出典:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00AQ9I4BM/ref=series_rw_dp_sw

評価・感想

 パンの発酵に適した温かい手「太陽の手」とパン作りの才能を持つ主人公がフランスでいうフランスパンのような自国の名前がついたパンの日本版、じゃパンを作り求め多くのパン職人とパンの美味しさを競うというグルメ漫画。

 同じ新人の河内に生地を潰されるも、無発酵パンを作り審査に間に合わせた。
出典:焼きたて!!ジャぱん 1巻

 主人公の作るパンは独自性に溢れ、かつ相当な美味しさのため大手パン屋の採用試験・新人戦・世界一を決めるモナコカップという場面では棄権はあっても一度も負けることなくどの大会も軽々とパスしてしまう。いわゆる天才主人公が周囲を驚かせ無双していく系の漫画でそのタイプの漫画では主人公を取り巻く環境や設定が重要となり、同じ新人に騙されて優勝するほど美味いクロワッサンを作ったのに棄権を選択したりパン作りに適さないバターを選んでも他の部分でそれを補い美味しいパンを作りなんとか審査をパスしたりなど、天才主人公を殺し、生かす工夫が練られていた
 しかし、ストーリーが進むにつれてその部分は雑になりただ主人公が誰よりも美味しいパンを作るだけの漫画になってしまっていくのは残念としか言いようがない。

 選ぶバターを間違えた東和馬。審査はどうなる?
出典:焼きたて!!ジャぱん 3巻

 そして、漫画では絵でしか表現できないパンの美味しさを表すために主人公達のパンを食した審査員がパンを食べた後に過剰なリアクションを取るという要素が加わるのと同時にギャグの要素が入ってきてなんかよくわからない漫画へと変わっていく。そんな状態となったこの漫画の最後は地球温暖化が進む地球をリアクションで救うという展開になり、今まで主人公達を審査してきた審査員と河内で主人公のパンを食べた後のリアクションで救おうというわけのわからない漫画を貫いて終わる。

 ダルシムとなった河内。リアクションをとって世界を救った後もダルシムのままになっていることへの一言として「なんやて」らしい。
出典:http://buhirou.blog97.fc2.com/blog-entry-276.html

 ということで結論としてはぜひ読んでほしい漫画ではあるが飽きたら無理せず読むのをやめてしまっても構わない、完結までは読む必要はない漫画だ。
 とはいえ、序盤は連載を勝ち取っていた漫画であると納得できるくらいの面白さがあるので1巻から5〜6巻まではかなりオススメ!

評価点:73点(1~6巻まで)
しょーり

しょーり管理者 兼 ライター

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