『人は見た目が100パーセント』の評価・感想 ドラマで人気を博した美容を研究コメディー!

人は見た目が100パーセントとは?

  • 『人は見た目が100パーセント』(ひとはみためが100パーセント)は、大久保ヒロミによる日本の漫画。『BE・LOVE』(講談社)にて2014年第1号から2015年第23号まで連載された。
     
  • 連載完結後、ドラマ化記念に同誌で2017年7号から同年12号まで短期集中連載。単行本は全5巻。
     
  • 2017年4月にフジテレビ系でテレビドラマ化された。
     

表紙画像・出典:http://www.ebookjapan.jp/ebj/252520/volume1/

あらすじ

 とある製紙会社に勤める優秀な理系女子研究員、城之内純(じょうのうち じゅん)、佐藤聖良(さとう せいら)、前田満子(まえだ みつこ)。
 これまで研究に没頭し、研究室に引きこもり、「女子力」や「美」などとは無縁だった3人は「このままではいけない!」と思い立ち、就労後に「美」についての特別研究を始めることに。しかし、つけまつげに柄パン、太眉にアヒル口、何を試しても何故か笑える結果に。それでもめげない3人は試行錯誤をし、ダサい自分を卒業するため日々奮闘するのだった・・・。
 

気になったら試し読み!

 
人は見た目が100パーセント (1)
大久保ヒロミ 講談社
通常500円(税別)
「自分らしさって、最高!!」そんな女性たちに問いかける問題作!!――マジメで優秀な研究員・城之内(じょうのうち)、佐藤(さとう)、前田(まえだ)。「一応服は着ているから」「ちゃんとお風呂には入っているから」と自分に言い訳をし、「女子力」や「美」に背をむけた人生を歩んでいた。が、このままではいけないと、就労後に「美」の特別研究をし始めて!?「女子」になりたい、けれどなれない「女子モドキ」たちが、美と価値観を問いかける抱腹微苦笑ビューティー研究ギャグ、実験開始!
購入する

 

主な登場人物

城之内 純

 30歳。製紙会社の研究員。細身で長身だが、とにかく地味でダサい。つぶらな裸眼がコンプレックスであり、普段は眼鏡をかけることでキリッと仕事のできるイメージを保っているが、外した途端に気弱になり、自分をとことん卑下する癖がある。生まれてこの方男性と付き合ったことがない。

佐藤 聖良

 製紙会社の研究員。25歳。小柄でぽっちゃりした体型。「おやじ女子」「ぽっちゃり女子」などの言葉が流行る割に、自分がモテないことを不思議がっており、積極的に「美」の研究に励む。しかし、服を買うより美味しいものにお金を使いたいと思ってしまうのが弱点。

前田 満子

 製紙会社の研究員。40歳。「細眉」や「肩パット」など、「美」についての知識が非常に古く、発言の端々に哀愁が漂うアラフォー。どんなに流行のメイクを学んでも、なぜだか、異常に濃いノーズシャドウだけは治らない。美意識が高まるにつれ、息子の彼女にライバル心を燃やすようになり、若返りを望むようになる。

 

この漫画の特徴

オシャレに縁遠かった理系女子のオシャレ研究!

 某製紙会社の研究所で城之内純、佐藤聖良、前田満子の3人は研究者として日夜白衣を纏い研究を行なっている。いつも研究室にこもりっきりで外との接触がとても少ないために身なりを適当に済ませてきた彼女たちは今時のファッションやメイクはわからない状態となり、”女子ではなく女子モドキ”なのではと不安に思った結果、就労後美についての研究を始めた。


出典:人は見た目が100パーセント 1巻より

 毎回主役の3人のうち1人がオシャレ議題を提示し、3人で力を合わせて調査を行う。3人は議題を使いこなすor良さを知るためオシャレ研究を行うが勘違いして失敗したり、時にはネットの情報で成功に近づいたりと実験・実践を繰り返す。最後は研究成果を同じ研究者の理系男子の反応を伺ったり、今時の総務女子と張り合ったりしながら結果をまとめていく。


出典:人は見た目が100パーセント 1巻より


 

評価・感想

 オシャレを知らない3人の女たちが就労後、各々が疑問に思ったオシャレポイント(つけま、あひる口、自撮り等)に対してツッコミを入れながら、成り立ちや効果を調べ、実践を繰り返しながら勉強していくというコメディー漫画。彼女たちは理系女子であり頭も良いはずだが、オシャレを実践するも失敗してダサくなったり、使い方を間違えて総務の女子たちとの差を感じて落ち込んだり、反対に成功してときめく彼女たちの一喜一憂が面白い。

 ドラマの放映から人気が一気に浸透した本作。ドラマはコメディーと恋愛の要素を半々で持っている一方で、原作は美容への研究がメインとなり恋愛要素はそこまでなく、研究をして来たから恋が芽生えたよ!という流れで完結するためドラマから原作へ来た人は少し物足りなさを感じるかもしれない。正直、原作かドラマであればドラマの方が一本ストーリーが通ってしまっていることと、ドラマ限定の役であるセンター長(鈴木浩介)がとてもいい役をしてしまっているためドラマの方が面白い。
 なので、どこのサイトでもあるようなドラマと原作の比較はせず、ドラマで本作を知った人は慣れ親しんだ3人の理系女子たちの日常の延長として原作を読むのがベストだろう。

評価点:61点
しょーり

しょーり管理者 兼 ライター

投稿者プロフィール

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